志免屋の草加せんべいへのこだわりは、見えないところ随所にあります。
先代から「うまい煎餅は米選びと生地造りでその八割は決まる!」という教えがあります。
酒蔵が米と水を選ぶように、志免屋の煎餅造りは煎餅に合った米選びから始まります。
使用する米は国内産のコシヒカリ系の飯米のみ。
しっかりとした米本来の味と香りを引き出す、
煎餅の命ともいえる生地作り。
志免屋の味が新しい時代へ進んでいけるのは、この基本があってこそ。
その製造工程をご紹介したいと思います。
餅造りは、大きく分けて「生地造り」と「焼き」の二つに分けられます。
まずは、生地造りから始まります。